カリフォルニア州2025年規制…EVやPHVの販売比率を15.4%に

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日産自動車のEV、リーフ(参考画像)
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米国で、最も厳しい排出ガス基準を適用しているカリフォルニア州。同州が自動車メーカーに対して、さらなる環境対応車の販売増を求める新規制を発表した。

これは27日、CARB(カリフォルニア州大気資源局)が公表したもの。「カリフォルニア・アドバンスド・クリーンカー」と名付けられた規制で、カリフォルニア州で販売される乗用車とライトトラック(SUV、ミニバン、ピックアップトラックなど)に適用される。

新規制では2025年までに、EVや燃料電池車といったZEV(ゼロエミッション車)とPHV(プラグインハイブリッド車)の販売比率を、15.4%に引き上げるのが柱。自動車メーカーには現行の4%に対して、大幅な販売台数の引き上げが求められることになった。

CARB は2017年モデルから、この新規制を導入する計画。CARBは、「車1台あたり1900ドル(約15万円)コストは増すが、廃車までの間に燃料費は6000ドル(約46万円)節約できる」と試算している。

《森脇稔》

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