カリフォルニア州2025年規制…EVやPHVの販売比率を15.4%に

自動車 社会 行政
日産自動車のEV、リーフ(参考画像)
日産自動車のEV、リーフ(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

米国で、最も厳しい排出ガス基準を適用しているカリフォルニア州。同州が自動車メーカーに対して、さらなる環境対応車の販売増を求める新規制を発表した。

これは27日、CARB(カリフォルニア州大気資源局)が公表したもの。「カリフォルニア・アドバンスド・クリーンカー」と名付けられた規制で、カリフォルニア州で販売される乗用車とライトトラック(SUV、ミニバン、ピックアップトラックなど)に適用される。

新規制では2025年までに、EVや燃料電池車といったZEV(ゼロエミッション車)とPHV(プラグインハイブリッド車)の販売比率を、15.4%に引き上げるのが柱。自動車メーカーには現行の4%に対して、大幅な販売台数の引き上げが求められることになった。

CARB は2017年モデルから、この新規制を導入する計画。CARBは、「車1台あたり1900ドル(約15万円)コストは増すが、廃車までの間に燃料費は6000ドル(約46万円)節約できる」と試算している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る