ダイハツ工業が発表した2011年4-12月期の連結決算は当期純利益が前年同期比10.1%減の340億7400万円と減益となった。
売上高は国内売上げ台数が減少したことなどから同4.1%減の1兆1160億6600万円と減収となった。
売上げ台数は国内が同6.9%減の37万2000台と減少したが、海外が同0.5%増の27万5000台となり、ダイハツ車合計で同3.9%減の64万7000台となった。トヨタ自動車からの受託生産車やOEMは同9.3%増の32万2000台と伸びた。
収益では原価低減で59億円、減価償却費で28億円、販売関係で92億円の増益要因がったものの、売上減や車種構成変化で85億円、為替差損で29億円、経費増加などで82億円の減益効果があった。この結果、営業利益は同2.5%減の691億8200万円と減益だった。経常利益は横ばいの758億1400万円だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。