フォードモーターは8日、1月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は3万0976台。前年同月比は42%減と、大幅なマイナスとなった。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォードマツダ(CFMA)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
長安フォードマツダの1月販売のうち、フォードブランドは1万8324台。前年同月比は42.6%減と落ち込んだ。中型セダンの『モンデオ』が、引き続き牽引役を果たす。
また、江鈴汽車の1月実績は、1万2045台。前年同月比は42.5%のマイナスだ。こちら、は商用車の『トランジットコネクト』が、販売の中心。
両社ともに4割を超える大幅減となったのは、例年は2月の大型休暇、春節が今年は1月となり、ディーラー稼働日が減少した影響だ。
フォードモーターの2011年中国新車販売は、前年比7%増の51万9390台。同社は2015年までに、中国市場へ15の新型車を投入し、販売台数の拡大を狙っている。