全体相場は続落。
新規材料が見当たらない中、週末控えで自動車株、金融株を中心に主力株への利益確定売りが先行。台湾、香港などアジア市場の軟調な動き、対ユーロで円相場が強含んだことも売りを誘い、平均株価は9000円台を割り込んだ。
ただ、欧州債務問題に対する警戒感の後退から下値には買いが入り、平均株価は前日比55円安の8947円17銭と下値は限定的だった。
自動車株は利益確定売りに押され全面安。トヨタ自動車が70円安の3060円と続落。ホンダが52円安の2770円、日産自動車が9円安の757円と続落した。富士重工、日野自動車、いすゞも反落。