【ジャパンキャンピングカーショー12】ダウンサイジングという選択…トイファクトリー
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都心部に住むユーザーがキャンピングカーを購入する場合、駐車スペースが大きな問題となるが、ZARAは、通常よりも一回り小さなワイドミドルルーフボディの『ハイエース』をあえてベース車両して選択することでその問題を解決した。「あくまで普通の車の延長線上」と担当者が話すように、エントリーユーザーにも無理なく運転できるサイズとなっている。
ZARAは単純なダウンサイジングではなく、「デザインスタディモデル」として位置付けられているという。ヨーロピアンテイストの洗練された内装や、リヤ部分に集約されたキッチンなどは、ZARAが最も重要なコンセプトとして掲げる「性能の高級化」を具現していると言える。また、最大10名の乗車定員を保持しながら、最大5人の就寝を可能にしているように、実用性も犠牲にしていない。さらに、ルーフ部には着脱式のソーラーパネルが装備されているよなど環境面へも配慮されている。
ZARAの価格は368万円から。
《瓜生洋明》