【ジュネーブモーターショー12】BMW M6クーペ新型、560psのV8ツインターボ搭載

自動車 ニューモデル モーターショー
新型BMW M6クーペ
新型BMW M6クーペ 全 8 枚 拡大写真

BMWは12日、新型『M6クーペ』の概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー12で初公開される。

新型M6クーペは、新型『6シリーズクーペ』の頂点に立つ高性能グレード。BMWの子会社で、『M3』や『M5』の開発や生産を手がけるBMW M社が、エンジンや足回りなどに、トータルチューニングを行った。

その心臓部に収まるのは、新型『M5』と共通の直噴4.4リットルV型8気筒ガソリンエンジンを2個のターボチャージャーで過給したユニット。最大出力560ps/5750-7000rpm、最大トルク69.3kgm/1500-5750rpmを引き出す。

トランスミッションは、7速Mダブルクラッチ。新型M6は、0‐100km/hを4.2秒で駆け抜け、最高速は250km/h(リミッター作動)の実力。Mドライバーズパッケージでは、リミッターの解除により、最高速は305km/hに到達する。

またルーフには、軽量なCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)を使用。ドアやボンネットはアルミ製とした。サイドパネルには熱可塑性樹脂を使うなど、軽量化には重点的に取り組む。

足回りには、Mダイナミックダンパーコントロールを採用。タイヤサイズはフロント265/40R19、リア295/35R19だ。ブレーキローターはフロント400mm、リア396mmの大径仕様で、新開発のMカーボンセラミックブレーキがオプションで用意されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る