ヨロズは、タイに自動車部品を製造する第二工場を新設すると発表した。主要納入先の日産自動車が生産台数を増やしていることなどから、同社も生産能力を増強する。
ヨロズは、急成長するタイの自動車需要を受け、タイでのビジネスチャンスを活かすため、ラヨーン県にある第一生産拠点に続いて、同県内に第二生産拠点を新設することを決定した。
第二工場を運営する子会社「ワイ・オグラオートモーティブ(タイランド)」を設立する。資本金は16億バーツ(約40億円)で、4月に設立する。第二工場では自動車用サスペンション部品などを製造する。フル生産となる2015年に従業員数330人、売上高18億バーツ(約45億円)を目指す。投資額は16億バーツ(約40億円)。
第二拠点の設立で生産能力を増強するのに伴って、タイで新規納入先の開拓にも力を入れる。