市光工業が発表した2011年4〜12月期(第3四半期累計)の連結決算は、営業利益が前年同期比12.3%減の16億3500万円と減益となった。
売上高は同11.2%減の630億0400万円と減収となった。自動車部品事業は、震災による影響が大きく、後半には回復の傾向が見られたものの、自動車生産台数が減少したことから受注も低迷、減収となった。用品事業も低迷した。
損益も減収などの影響で経常利益は同2.9%減の23億9600万円だった。
当期損益は子会社清算損や製品保証引当金繰入額、退職給付制度終了損などを特別損失に計上したことなどから8億0900万円の赤字となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。