【マツダ CX-5 発表】輸出比率90%超、それでも CX-7 より収益が改善

自動車 ビジネス 企業動向
マツダ CX-5 発表
マツダ CX-5 発表 全 9 枚 拡大写真

マツダの山内孝会長・社長兼CEOは、円高が定着している中で、新型車『CX-5』の輸出比率が9割を超えるものの、採算を確保できることについて「その答えがモノづくり革新にある」と述べた。

【画像全9枚】

CX-5は2月16日から日本市場に投入したのに続いて、欧州、北米、豪州にもほぼ同時期に投入。最終的に世界100か国に輸出する計画だ。世界での販売目標は年間16万台で、生産は現在のところ日本だけ。このうち、日本の販売計画は1万2000台であることから、輸出比率は9割以上となっている。

山内社長は新型車が「CX-7よりも台当たり15万円利益を改善している」と説明した上で、「モノづくり革新で自動車の作り方を抜本的に見直した」ことで実現したと説明する。

これは5〜10年先をにらんで生産プロセスも考慮しながら「一括企画」するやり方で、新しい共通化やスケールメリットを追求。開発コストと開発期間の短縮が図れた。例えばシリンダーブロックの生産工程は従来45工程あったものが、汎用化によって4工程に削減できたと、している。

モノづくり革新によって、全く新しい開発手法を導入し、超円高でも輸入部品をそんなに増やすことなく、輸出比率の高いモデルを日本で生産できる、としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  3. 車検対応で排気効率も向上、ブリッツのエキゾーストシステム「ニュルスペック・カスタムエディション」に『ムーブ』『ステラ』が適合
  4. かつてのマーチ、日産の新型『マイクラ』が初上陸!? 日本での販売計画は…ジャパンモビリティショー2025
  5. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る