BMWグループのMINIは19日、3月にスイスで開幕するジュネーブモーターショー12に、MINI『クラブバンコンセプト』を出品すると発表した。
同車はMINI『クラブマン』をベースに、お洒落かつプレミアムな商用車を提案したコンセプトカー。MINIが新たなユーザーを獲得するべく、企画された1台だ。
クラブマンとの大きな違いは、室内の2シーター化。車内の後部を、利便性の高い荷物スペースとした。フロントシートと荷室は、ステンレス製のネットで仕切られ、荷室には荷物固定用のフックなどが設けられる。
また、リアのサイドウィンドウは、ポリカーボネート製パネルで埋められ、この部分に会社名などのデカール類を装着できるようにした。クラブマンを特徴づける観音開きのサイドドア&リアゲートは、クラブバンにも受け継がれる。
MINIクラブバンコンセプトの市販化計画は、現時点では未公表。MINIは、「ファッションデザイナーや画廊のオーナー、カメラマンなどに最適」と説明している。