Team UKYO、国際自転車競技会に参戦…「自転車プロチーム、難しいが努力続ける」

自動車 ニューモデル モビリティ
発表会とともにデモ走行も行なわれた(2月18日)
発表会とともにデモ走行も行なわれた(2月18日) 全 6 枚 拡大写真

Team UKYO(チーム右京)は、国際自転車競技会に参戦することを発表した。監督は片山右京氏。テクニカルアドバイザーに、日本人初のツール・ド・フランス出場を果たし、現在はインターマックス代表を務める今中大介氏を迎える。

国内外で活躍する選手8名を揃え、今シーズンから5年計画で世界を目指す。今シーズンは国内最高峰の自転車レース「ジャパンプロツアー」に参戦する。また、一般参加者が加入できるクラブチームも同時に発足した。

今中大介テクニカルアドバイザーは「ヨーロッパでは小さな子供が小さいロードレーサーで街中を走り、大きくなったらプロになってビックチームで走りたいと思っている。そんな事が日本でも描ければと思っていた。片山氏が立ち上げたプロジェクトに賛同し、ぜひ協力したいと思った。夢や希望を叶えるチームとして応援してもらいたい」とコメントした。

狩野智也キャプテンは「片山監督、今中テクニカルアドバイザーのもとで選手スタッフ一丸となって、ツール・ド・フランスやワールドツアー優勝を目指し、世界一のタイトルを獲りたい」と話した。

辻善光選手は「エーススプリンターとしてチームを牽引していきたい。チームメイト全員の力を受けてゴールを目指して行く、数センチ差の勝負に全力を注ぎチャレンジし続けたい」とした。

片山右京監督は「自分の夢の1つがまた1歩進んだ。最近街中では自転車はブームだが、レースとしてはまだまだメジャーではない。自転車競技はまだまだ恵まれた環境とは言い難いが、選手同士は練習の辛さ知っている。日々練習に取り組むひたむきな若者を応援していきたい」。

「プロのチームを作るのは大変だし難しいと思う。でもそれは自分がF1を目指した時と同じだと思う。1つ言えることは絶対に諦めてはダメだ。努力を続ける行動を止めてはダメだ。3年後5年後に結果を出してくので見ていて欲しい」とコメントした。

《雪岡直樹》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 30年ぶりの快挙!ランチア『イプシロン ラリー4 HF』、欧州選手権で初勝利
  3. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
  4. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
  5. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る