BMWは17日、3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショー12において、新型『1シリーズ』の新グレード、「116dエフィシエントダイナミクスエディション」を初公開すると発表した。
同車は新型1シリーズのエコグレード。燃費やCO2排出量などの環境性能を徹底追求しているのが特徴だ。
エンジンは、1.6リットル直列4気筒ターボディーゼル。最大出力116ps/4000rpm、最大トルク26.5kgm/1750‐2500rpmを発生する。ツインスクロールターボチャージャーをはじめ、効率を高めるエンジンチューニングが施される。
さらに、低転がり抵抗タイヤの装着、エアロダイナミクス性能の向上、ブレーキエネルギー回生システムなど、徹底した走行抵抗の低減が図られた。トランスミッションは、6速MTだ。
この結果、116dエフィシエントダイナミクスエディションは、欧州複合モード燃費26.3km/リットル、CO2排出量99g/kmという優れた環境性能を実現。それでいて、0-100km加速10.5秒、最高速195km/hの実用的パフォーマンスも併せ持つ。
BMWは116dエフィシエントダイナミクスエディションについて、「CO2チャンピオン」と表現を使い、クラストップレベルの環境性能をアピールしている。