F1存続に関わる問題、ロス・ブラウンが警鐘

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ロス・ブラウン
ロス・ブラウン 全 1 枚 拡大写真

「FOTA加盟チームが減りつつあることを私はとても心配している。将来必ずわれわれ全体の不利益となって返ってくるだろう」と、語ったのはメルセデスAMG代表のロス・ブラウンだ。

F1チーム協会の分裂を悲観する彼に言わせれば分離派チームは近視眼なのだそうだ。昨年末までに、レッドブル、フェラーリ、ザウバー、トロロッソの4チームがFOTAから離脱し、残るは7チームというのがFOTAの現勢力だ。

コスト削減案(RRA)に反対して離脱を表明したフェラーリは、FOTAの崩壊を時代の必然と評したが、コスト問題だけではなく将来の収益配分を巡るコンコルド協定の改定交渉などチームが団結すべき局面は多いとブラウンは言う。

「F1が外からの脅威にさらされていた当時、チームは団結することができたのに明らかな外敵がない現在は、F1チーム特有のライバル意識が顕在化してしまったようだ」

「昨年後半の動きは本当に残念だったが、これからはRRAの導入に向けて再び協調する必要がある。全チームがRRAの基本理念に同意して真剣に協議に望まない限り有効なコスト削減は実現しないだろう。F1そのものの存続にも関わる問題なのだから」

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る