太陽光発電所の評価 テュフが日本でサービス開始

自動車 ビジネス 企業動向
ヒロモトエナジーが施工した太陽光発電設備(神原汽船株式会社福山物流センター)でのテュフ ラインランドによる検査の様子
ヒロモトエナジーが施工した太陽光発電設備(神原汽船株式会社福山物流センター)でのテュフ ラインランドによる検査の様子 全 1 枚 拡大写真

第三者検査機関のテュフ・ラインランド・グループの日本法人テュフ・ラインランド・ジャパンは、太陽光発電所評価サービスを開始したと発表した。

第1弾として商用太陽光発電のシステムインテグレータであるヒロトモエナジーが神原汽船の福山物流センターに施工した400kW発電施設を検査した。テュフは独立検査機関として全世界で数多くの発電所の検査を手がけているが、日本で商用の発電所検査を行ったのは今回が初めて。

評価は、システムインテグレータとしてのヒロトモエナジーの企業認証について行われたもの。認証はCIDと呼ばれ、太陽光発電モジュールの施工に携わる会社に対して施工プロセスの品質・安全面が国内や国際的な基準を満たしているかを評価・証明する。

テュフによる施設評価、企業認証監査を日本で初めて受けたヒロトモエナジーの広田直樹社長は「産業用の太陽光発電は全てが施工会社の知識によるもので、それが正しいかどうか顧客では判断する機会が無い。顧客に代わって設計・施工・電力申請・アフターメンテナンス・性能評価といった分かりにくい点の評価を第三者検査機関に依頼することにより、公平な評価をもとに顧客の安心を追求していくことが信頼につながる」と判断、テュフに太陽光発電設置会社として企業認証の取得を申し込んだ。

テュフは今回の施設検査、企業認証を第一歩として今後、日本で太陽光発電所の検査・認証を幅広く展開する方針。モジュール試験、研究開発支援、ベンチマークテストなど、太陽光発電に関するフルサービスで再生可能エネルギーのより普及に貢献するとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  2. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る