フィアットCEO、イタリア2工場の閉鎖に言及

自動車 ビジネス 海外マーケット
アルファロメオの米国導入車種の1台と見られるジュリエッタ
アルファロメオの米国導入車種の1台と見られるジュリエッタ 全 2 枚 拡大写真

フィアットとクライスラーグループを率いるセルジオ・マルキオンネCEO。フィアットのイタリア国内2工場を閉鎖する可能性について言及した同CEOの発言が、波紋を広げている。

これは24日、イタリアのメディア、『CORRIERE DELLA SERA』が報じたもの。同メディアのインタビューに応じたマルキオンネCEOは、「米国市場への輸出が成功しなかった場合、フィアットのイタリア国内5工場のうち、2工場を閉鎖する可能性がある」と話したという。

現在、欧州での販売不振に見舞われているフィアットは、イタリア国内工場の稼働率が低下。そこで、傘下のアルファロメオの米国輸出により、これを打開しようと画策している。

同CEOは、閉鎖対象となる具体的な工場名は明かしていない。アルファロメオの米国輸出は、2013年から開始される予定。しかし、現地での販売が伸び悩めば、フィアットの生産計画に大きな狂いが生じることになりそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハンマーヘッド顔の新型『アクア』にさらなる上質を、モデリスタがカスタマイズアイテム発売
  2. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  3. HKS、スバル・トヨタ車向け限定ステアリングの受注期間を大幅延長 2026年1月まで
  4. 【三菱 デリカミニ 新型】インテリアはバージョン0.8から「2.0」に進化! 専用開発で実現した“らしさ”とは
  5. ポルシェ『GT1』の再来、920馬力のGTハイパーカー『GTH』デビュー
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る