米フィスカー、新CEO任命…元クライスラーのトップが昇格

自動車 ビジネス 海外マーケット
トム・ラソーダ新CEO
トム・ラソーダ新CEO 全 2 枚 拡大写真
プラグインハイブリッド4ドアスポーツカー、『カルマ』を米国で発売したフィスカーオートモーティブ。同社が、新CEO人事を発表した。

これは28日、同社が明らかにしたもの。新たなCEOには、2011年12月に副会長としてヘッドハンティングされた元クライスラーグループの社長兼CEO、トム・ラソーダ氏が昇格。フィスカーの創設者で、前CEOのヘンリック・フィスカー氏は会長に就任する。

トム・ラソーダ氏はGMで23年間キャリアを積んだ後、2000年にダイムラー・クライスラー(当時)にヘッドハンティング。1998年、旧クライスラーはダイムラーと合併し、ダイムラー・クライスラーが誕生したが、ラソーダ氏はクライスラー側で、経営の主導的役割を果たした。

ラソーダ氏は、クライスラーグループとフィアットの資本提携成立に尽力した後、2009年に同社を退社。自動車業界での経歴は、30年以上に及ぶ。

新CEOに任命されたトム・ラソーダ氏は、「フィスカー社は自動車業界をリードする先進技術を持った企業。グローバル企業への飛躍に向けて尽力したい」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  2. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  3. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  4. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る