スイフトスポーツ 向け車高調整、テインが発売…しなやかさを活かした

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スイフトスポーツ テイン ストリートアドバンス装着車
スイフトスポーツ テイン ストリートアドバンス装着車 全 16 枚 拡大写真

テインは昨年11月に発売したスズキの新型『スイフトスポーツ』向けの車高調整式ショックアブソーバの販売を開始した。「しなやかさとしっかり感を合わせ持つ」と分析するスイフトスポーツの素性を活かし、さらなるパフォーマンスと乗り心地の向上を実現したという。

新型スイフトスポーツ向けとしてラインナップされるのは、入門用の『ストリートベイシス』、低価格ながら減衰力調整も備える『ストリートアドバンス』、本格的な全長調整式車高調整『フレックスコンパクト』の3種類。また、フレックスコンパクトの上位モデルでサーキット走行にも対応する『モノフレックス』も市販に向け開発中とのことだ。

今回デモカーとして用意されたのは、ストリートアドバンスを装着した車両だ。ストリートアドバンスは入門向けのストリートベイシスに16段伸縮が可能な減衰力調整機能を追加したモデルで、ローダウンによるスタイリングの向上と走行ステージに合わせたセッティング調整を低価格で実現、幅広いユーザーに対応するテインの中核を担うモデルだ。

テインはスイフトスポーツの足回りについて「しなやかさとしっかり感を合わせ持っており、純正としては非常に高いレベル。乗り味の上質さは先代モデルよりも1ランク上」と分析。ストリートアドバンスではノーマル時のしなやかさを活かし、街乗りを重視した低速時からストローク感のある足の動きを追求したという。

基準車高ダウン量は、純正比でフロントがマイナス35mm、リアがマイナス30mm。さらにフロントがマイナス65mmからマイナス23mmまで、リアがマイナス51mmからプラス6mmまで調整可能だ。

あくまで純正の乗り味を活かしたセッティングとしているためロール量は大きめだが、ロールバランス、ロールスピードを適正化することにより、不安感の無いコーナリングを可能としている。

また、減衰力をハード方向へ調整すれば「引き締まり感」をしっかりと感じることができ、ワインディングも狙い通りのラインで駆け抜けることができるだろう。また、今回のデモカーにも装着されていた「EDFC」システムを組み合わせることで、車内からリアルタイムに減衰力を調整可能となり、よりその走りの幅広さを実感できるはずだ。

スイフトスポーツ向けストリートアドバンスの価格は、10万6050円(税込み)。その他ラインナップの税込み価格は以下の通り。

■ストリートベイシス…9万0300円
■フレックスコンパクト…16万0650円
■モノフレックス…20万7900円(開発中のため予価)

■EDFCコントローラキット…2万5200円
■EDFCモーターキット…1万6275円

《宮崎壮人》

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