[PV EXPO12]重さが従来品より半分以下の太陽光パネル

自動車 ビジネス 国内マーケット
フジプレアム(PV EXPO2012)
フジプレアム(PV EXPO2012) 全 2 枚 拡大写真

「PV EXPO2012(第5回国際太陽電池展)」が2月29日から3日間、東京ビッグサイトで開催された。会場には無数の太陽光パネルが並び、来場者はどれがいいのか迷うほど。そんななか、軽さをPRしていたのがフジプレアム(本社・兵庫県たつの市)だ。

同社は昭和57年に包装資材の販売を目的として設立された不二が前身で、平成3年に光学機能性フィルム加工事業に参入。同13年からプラズマディスプレイ(PDP)用の光学フィルターを製造し、家電メーカーに販売してきた。

そのコア技術を応用してつくったのが、従来のものよりも重さが半分以下という太陽光パネルだ。「使われているガラスは厚さが大体3.2mmぐらいなんですが、うちのものは0.8mmなんです。ですから、その分だけ重量が軽くなるわけです。工事も従来よりずいぶんとやりやすくなります。そのため、用途も大きく広がると考えています」と同社関係者は話す。

今回の展示会でその一例として、ガレージ用のものを出品した。ただ、発売時期については未定で、現在認証を取るための作業を行っているそうだ。しかし、これまでになかったものなので、認証を出す側もどう試験をしたらいいか迷っているという。「引き合いも非常に増えているので、なんとか夏ぐらいには発売したい」と同社関係者は話していた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る