【ジュネーブモーターショー12】インフィニティのEVスポーツ、エマージ出現…402psのツインモーター

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インフィニティ EMERGE-E
インフィニティ EMERGE-E 全 19 枚 拡大写真
日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー12において、『エマージ』(EMERG-E)を初公開した。

エマージは、「Inspired Performance」をブランドスローガンに掲げるインフィニティが、未来のミッドシップスポーツカーを最新技術で表現したコンセプトカー。そのハイライトは、発電専用エンジンを備えたレンジエクステンダー(航続距離延長)EVという点だ。

エマージは基本的にモーターのみで走行するEVで、2個のモーターは最大出力402psを発生。0-96km/h加速は4秒という、スーパーカー並みのパフォーマンスを実現する。また、EVモードでの最大航続可能距離は約48km。

バッテリー(二次電池)の残量が少なくなると、発電専用の3気筒ガソリンエンジンが始動。バッテリーを充電するとともに、ジェネレーターを回してモーターに電力を供給する。これにより、航続距離を伸ばすとともに、CO2排出量55g/kmという優れた環境性能を達成する。

全長4464mmのボディは、バッテリーなどの重量物を車体中央に集めたミッドシップレイアウト。インフィニティのデザインスタイルを、初めてミッドシップの高性能スポーツカーへ導入することで、新たな表情を生み出すことに成功している。

《森脇稔》

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