カーチス・ホールディングスは、同社元役員による預託金返還請求訴訟で、最高裁判所が上告を棄却し、カーチスの勝訴が確定したと発表した。
控訴審(二審)でカーチスが逆転勝訴したことを受け、元役員は昨年6月28日付で上告受理の申立てを行ったが、最高裁により上告審として受理しない決定を下した。
カーチスは、一審の東京地方裁判所が元役員の請求を求める判決を下して敗訴、二審では東京高等裁判所が元役員の請求を棄却して逆転勝訴していた。今回、最高裁が上告不受理を決定、4年間に及ぶ法廷闘争が終結した。
同社は2012年3月期の第1四半期に訴訟損失引当金繰入益17億7900万円を特別利益として計上済。