アルパインは7日、経済産業省東北経済産業局の「IT融合による新産業創出のための研究開発事業」に、同社が提案する「IT融合車載HMIシステムの実証・評価」が採択されたと発表した。
同社は、同研究開発事業で、IT化、クラウド化に伴う車室内情報の増加に対応し、計器類の視認性を高め多種多様な大容量情報を分かりやすく表示し、また各種センサーを活用することで、ユーザーフレンドリーな操作を可能とする、HMI(Human Machine Interface)システムの開発、実証を行う。
更に数年来、共同研究を行ってきた福島県いわき市のいわき明星大学との産学連携により、システムの優位性、安全性を評価し、魅力ある製品開発を目指す。
先端的で安全なIT車載機器を成果物として創出し、自動車メーカーに向けて提案、新規ビジネスを獲得することで、東北地方・福島県の雇用促進などIT融合産業創出につなげるという。