全国企業倒産、負債総額が前年比53.8%増…2月 東京商工リサーチ

自動車 ビジネス 企業動向

東京商工リサーチが8日発表した2月の全国企業倒産状況によると、負債総額は前年同月比53.8%増の6312億6300万円と大幅に増加、3か月連続で前年を上回った。これは、東証1部上場のエルピーダメモリが会社更生法の適用申請が影響した。

エピルーダメモリは、5か月ぶりの上場企業の倒産となり、負債4480億3300万円は製造業として過去最大。同社だけで2月の負債総額の7割を占めた。

一方、倒産件数は前年同月比5.1%増の1038件となり、3か月ぶりに前年を上回った。

産業別では、製造業が13か月連続、不動産業は2か月連続で減少し、いずれも最近1年間で最少件数だった。卸売業は3か月ぶりに減少した。サービス業他と建設業が3か月ぶりに増加し、原油高の影響が懸念される運輸業が5か月ぶりに40件を上回った。

地区別では、四国、中国、北海道、北陸、関東が増加。近畿および中部が減少し、震災の影響が懸念される東北は14か月連続で前年同月を下回った。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る