光岡自動車は、特別仕様車『ガリュー クラシック ジュエル』と『ビュート ジュエル』を9日より発売する。両モデルは、エンブレムに京セラの「京都オパール」を採用、宝石の輝きを取り入れることで、神秘的で高級感漂うクルマに仕上げたという。
両モデルのエンブレムに採用された「京都オパール」は、京セラが装飾用素材として開発した人造宝石で、セラミックスの応用技術により誕生した。オパールの特徴は光の入射角により色合いが変わるといい、平面にオパールを採用することで深みや奥行き感を創出できることからエンブレムを引き立てる効果があるという。
今回、京都オパールを施したエンブレムは、ガリュークラシック ジュエルでは、ラジエターグリル上部、左右のフロントフェンダー部の3カ所に、ビュート ジュエルでは、ラジエターグリル上部、左右のリヤドア部、トランクフード部の4か所に貼付けられた。
エンブレムの価格は公表されなかったが、同社の河村賢整副社長は「光岡車オーナーの、ここが違うよねとかこれが面白いよねといった気持ちの、ちょっとしたところに訴求するもので、何十万もするものではない」と説明した。