EV普及への取り組み、益子社長「伝える情熱が欠けていた」

自動車 ビジネス 企業動向
三菱自動車MiEVパワーボックス発表会
三菱自動車MiEVパワーボックス発表会 全 7 枚 拡大写真

三菱自動車が9日発表した『MiEVパワーボックス』の発表会。これまで行なってきた、電気自動車の普及へ向けた取り組みについて、同社の益子修社長は「伝える情熱が欠けていた」との考えを語った。

【画像全7枚】

これは、同発表会で開催されたトークショーにおいて、日本のもの作りに関して、ジャパネットたかたの高田明社長から「伝える力が弱くなった」との発言に応えたもの。

益子社長は「どうしても製造業は技術屋集団ですね。“いいものは作った”と、いいものは作ったら後は消費者の人も必ず理解をしてくれると勝手に思いこんでるんですね」と、高田社長の意見について解説。

また、「どういうところがいいのか、どういうところがちょっと不足しているのか、これを丁寧に伝える技術が我々に不足している。それをなんとか打破したいというところで、(EVの販売を)高田社長にお願いしました」と、ジャパネットたかたでのEV販売を依頼した経緯を語った。

益子社長は「(ジャパネットたかたの)TVショッピングを見ると我々にない説明をされています。高田社長にお会いして“ものを売る情熱、これがないとダメなんだ”というお話を聞いて、我々に欠けているのは、そのものを売る情熱だなと思いました」。

「我々も、開発するとか作る情熱は持っているのですが、それをお客様にうまく伝える情熱や技術、これが欠けているなと思いますので、これからも高田社長や皆様の力を借りてEVをより理解してもらえるようにしていきたい」と述べた。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エルグランド』新型、第3世代e-POWERで威風堂々のプレミアムミニバンに…ジャパンモビリティショー2025
  2. 次期『コペン』はFR駆動に、ダイハツ「K-OPEN」初公開…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱『デリカD:5』が2度目の大幅改良、「S-AWC」搭載で走破性向上…ジャパンモビリティショー2025
  4. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る