シボレー ボルト、今度はGM元副社長が擁護発言

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シボレー・ボルト
シボレー・ボルト 全 2 枚 拡大写真

GMが3月19日から5週間、販売不振により生産を一時停止するプラグインハイブリッド車(PHV)、シボレー『ボルト』。ボルトの生みの親であるGMの元副社長が、ボルトを擁護する記事をメディアに寄稿し話題となっている。

[ラッツ氏がボルトを擁護する記事を寄稿した『フォーブス』]

この人物は、元GMの副社長でボルトの開発を主導したボブ・ラッツ氏。無類の車好き、「カーガイ」として、米国自動車業界では広く知られる人物だ。

同氏は12日、『フォーブス』のコラムに寄稿。ラッツ氏はその中で、「ボルトの生みの親である私は、今でもボルトの最大の支援者だ」と語り、ボルトへの愛着心の強さをアピール。

さらに、ボルトのバッテリー(二次電池)の発火リスク問題に触れ、「一般ユーザーのボルトで火災が起きた車は1台もない。米国運輸省のテストは、非常に限定された条件下でのもの。3台のうちの2台のテストは、バッテリーを車から外して行ったテストだった」と述べ、当局のテスト結果に疑問を呈した。

ボルトに関しては7日、GMのダン・アカーソンCEOが「生産停止はあくまで一時的なもの。我々はプロジェクトから撤退するつもりはない」と語っている。

《森脇稔》

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