【春闘12】日産、一時金は満額割れの5.3か月

自動車 ビジネス 企業動向
日産/インフィニティ(ジュネーブモーターショー12)
日産/インフィニティ(ジュネーブモーターショー12) 全 2 枚 拡大写真

日産自動車は14日午前の労使交渉で、経営側が年間一時金について196万4000円(5.3か月相当)の回答を示した。組合側は5.5か月分を要求していたものの、2009年以来3年ぶりに満額割れの回答となった。

日産は賃金改訂については個々人の評価に基づいて実施しており、その制度に沿った改訂原資は確保する。

一時金は昨年、5.5か月分の要求に対して満額で決着し、金額は200万7000円だった。是正が進んでいるものの引き続き円高が収益圧迫要因になっていることから、経営側は慎重な回答を提示した。ただ、大手3社のなかでは最も業績が良いことから、金額、月数とも最高となった。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る