VW、2015年の新車CO2排出量を120g/km以下に

自動車 ビジネス 企業動向
VWザ・ビートルRライン(ジュネーブモーターショー12)
VWザ・ビートルRライン(ジュネーブモーターショー12) 全 3 枚 拡大写真

フォルクスワーゲン(VW)グループは、2015年に新車のCO2排出量を120g/km以下とするなどの新しいサステイナビリティ目標を設定した。

同社では、2016年までに全世界で624億ユーロを投資し、加えて中国には140億ユーロを追加投資する。全世界のグループ工場で実行される投資プログラムのうち、3分の2以上は直接的または間接的に現在以上に効率的な車両、パワートレーン、テクノロジー、環境に優しい製品の開発に向ける。

グループの欧州の新車平均CO2排出量は2006~2015年の間に約30%削減する。これによって2015年までに新車のCO2排出量が120g/kmの規定値を下回る見通し。すべての新世代モデルは、現行モデル比で10~15%効率を改善する。

さらに2018年までにグループ全体の環境適合性レベルを25%改善する。具体的には、エネルギーや水の使用量を25%削減し、産業廃棄物や排ガスの排出量を25%低減する。2020年までに生産に使うエネルギーに由来する温室効果ガスの排出を40%低下させる。これらの目標を実現するため、約6億ユーロを投資し、風力、太陽エネルギー、水力など再生可能なエネルギーの使用を促進する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
  4. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る