メルセデスAMGのリヤウイングは合法

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
メルセデスAMG(3月16日、F1オーストラリアGP)
メルセデスAMG(3月16日、F1オーストラリアGP) 全 6 枚 拡大写真

FIAはメルセデスAMGが考案したリヤウイングを「全面的にレギュレーションに適合する」との見解を出した。

W03のリヤウイングは、ルール適合性に関してもこの冬のテスト中のライバルの注目の的だった。DRSの作動時、ウイングの上翼が動く際にベントが開き、これに連動するFダクトと同じコンセプトはルールに抵触するのではないか? という指摘があったためだ。

エンドプレートから主翼面に向けてエアを導入し、気流をストールさせるという仕組みの合法性について、ライバルチームからFIAに対し照会があったようだ。

結果は「システムが実質的にドライバーの意思で作動するDRSに連動してはいるものの、レギュレーションには適合している」というのがFIAの回答だった。

FIAテクニカルデレゲート、チャーリー・ホワイティングが語る。

「Fダクトそのものが全面的に禁止されているという誤解があったように思います。昨年の開幕前に、サスペンションに連動したダクトの開閉は合法かというの問い合わせがあったので、サスペンションの目的に反するので『それはノー』と回答したことはあります」

「メルセデスAMGのシステム細部を私の立場から明かすことはできません。言えるのは、DRSの作動時にダクトにエアを導入して別の働きをさせても構わないということだけです」

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る