インドのタタモーターズは16日、2月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は12万7318台。前年同月比は24%の大幅増で、7か月連続で前年実績を上回った。
乗用車の2月世界販売台数は、6万9461台。前年同月比は25%増と、6か月連続でプラスを維持した。商用車の2月世界販売は、過去最高の5万7857台。前年同月比は24%増と、引き続き好調だ。
インド国内では、超低価格車の『ナノ』が9217台を売り上げ、前年同月比は12%増。2011年11月に初の改良モデルを投入しており、販売を伸ばす。
また『インディカ』シリーズは、前年同月比4%増の1万0424台。『インディゴ』シリーズは、4%減の8595台と後退したものの、『スモー』『サファリ』『アリア』『ベンチャー』シリーズも、42%増の6596台と売れている。
また、傘下のジャガー&ランドローバーの2月世界販売は、3万2257台。前年同月比は49%増と、引き続き2桁の大幅増を維持する。その内訳は、ランドローバーが前年同月比52%増の2万8029台と、2月の販売記録を更新。これは、レンジローバー『イヴォーク』投入の効果が大きい。
一方、ジャガーの2月世界販売は4228台。前年同月比は32%増と、3か月連続で前年実績を上回っている。