【IAAE12】日本製の大型車用中古タイヤが米国で引っ張りだこ

自動車 ビジネス 国内マーケット
IAAE2012 更生タイヤ全国協議会
IAAE2012 更生タイヤ全国協議会 全 1 枚 拡大写真

更生タイヤ全国協議会は東京ビッグサイトで開催された「第10回国際オートアフターマーケットEXPO2012(IAAE2012)」(14~16日)に出展、大型車用更生タイヤのPRを行っていた。

更生タイヤとは、新品タイヤで摩耗した第一寿命終了品(台タイヤ)の踏面部のゴム(トレッドゴム)を再加工し、第二寿命品として再使用するタイヤのこと。ブリヂストンのCMの影響もあって、ここ3年ほどでトラック・バス用更生タイヤの普及率が「15%から20%に上がった」(同協議会関係者)そうだ。

しかし、米国の52%に比べると、まだまだ低い。実はこれには裏があって、米国の普及率が高いのは日本のおかげだという。「日本製の中古タイヤは非常に品質が良く、米国で引っ張りだこなんです。現在、3~4割も輸出されている状況です」と同協議会関係者は話す。

値上げをしても、米国の業者は買って行くとのことで、輸出している業者はボロ儲けに近い商売になっているという。そのため、日本では中古タイヤがなかなか集まらず、「もっと更生タイヤの普及率を上げたいが、なかなか難しい」と同協議会関係者はこぼしていた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る