韓国のサンヨン(双竜)自動車は、ジュネーブモーターショー12において、コンセプトカー『XIV-2』を初公開。今回、同社は、XIV-2の市販化を宣言し、さらなる派生車種の登場も予告した。近い将来、5ドア、3ドア、クーペが発売される。
同車は、プレミアムCUV(クロスオーバー・ユーティリティ・ビークル)の提案。2011年9月のフランクフルトモーターショー11に出品したコンセプトカー、『XUV1』の進化形だ。
XIV‐2の特徴が、ワンタッチで自動開閉できるソフトトップルーフ。軽快さを追求したデザインととともに、若いユーザーにオープンエア走行を楽しんでもらおうという狙いを込めた。ボディサイズは全長4166×全幅1820×全高1566mm、ホイールベース2600mm。欧州ではBセグメントに属する。
直列4気筒エンジンは、排気量1.6リットルのガソリンとターボディーゼル。ディーゼルは最大トルク30.6kgmと強力なトルクを引き出しながら、CO2排出量は106g/kmというクリーンさが売り。ユーロ6の排出ガス基準を満たす。