【日産 ダットサン 復活】片桐副社長「徹底した現地化を考えている」

自動車 ビジネス 企業動向
日産自動車・片桐隆夫副社長
日産自動車・片桐隆夫副社長 全 2 枚 拡大写真
日産自動車の片桐隆夫副社長は21日、新興国専用ブランドとして復活させる「ダットサン」について「徹底した現地化を考えている」ことを明らかにした。片桐副社長は同日、横浜市の本社で開いたダットサンに関する会見後、一部報道陣に語った。

片桐副社長は「開発に関してはインド、あるいはインドネシアのニーズを徹底的にくみ取れということで、徹底してエンジニアリングのローカル化を進めている」とし、その一例として「グローバルカーだとマイナス30度でも耐えられるように開発しているが、そういったことをあえてやってない。そういうことを通じてコストを下げ、かつお客さんのニーズに合うものを造る」と説明。

その一方で「品質とか安全性といったものは全く妥協なくやっている。日産の技術あるいは経験も当然注ぎ込んでおり、そういった意味では日本のモノづくりの技術やノウハウをうまく現地のローカルエンジニアリングと融合させていく」とも述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  2. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る