【ジュネーブモーターショー12】独EDAG、カーシェアリング用の「光る」EV提案

自動車 ニューモデル モーターショー
EDAG ライトカー シェアリング(ジュネーブモーターショー12)
EDAG ライトカー シェアリング(ジュネーブモーターショー12) 全 8 枚 拡大写真

スイスで開催されたジュネーブモーターショー12。ドイツのEDAGグループのブースでは、EVコンセプトカーのEDAG『ライトカー シェアリング』が目を引いた。

EDAGグループは1969年、ドイツに設立。世界21か国で、自動車関係のエンジニアリングサービスを提供し、自動車メーカーの新車開発を支援している企業だ。

ライトカー シェアリングは例年、ジュネーブモーターショーに出品してきたコンセプトカー、「ライトカー」シリーズの第3作目。今回は、都市部でのカーシェアリング利用を想定したEVを提案する。

ライトカーの名前の由来は、車自体が発光し、外部へのコミュニケーション手段としていること。前後バンパーやサイドドアにはLEDが埋め込まれ、赤、緑、オレンジなどで光る。乗員の数など、現在の車両の状態を分かりやすく外部に伝えるのが狙いだ。

また前後バンパーには、柔らかいジェル素材を採用。不特定多数の人が運転するカーシェアリングだから、軽微な接触で車両が傷つくリスクを減らすアイデアである。

最新のIT技術も導入されており、スマートフォン経由で車両の現在位置や予約状況などの情報を得て、最寄りの車両をレンタルするという仕組み。コンパクトボディながら、フロント3名、リアに3名の合計6名が乗車できる広い室内を備えている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る