京大、全方向に移動できる未来型の乗り物を開発

自動車 ニューモデル モビリティ
京都大学の小森雅晴准教授が開発した未来型の乗り物『Permoveh(Personal Mobile Vehicle)』
京都大学の小森雅晴准教授が開発した未来型の乗り物『Permoveh(Personal Mobile Vehicle)』 全 1 枚 拡大写真

京都大学の小森雅晴工学研究科准教授(機械理工学専攻)は22日、真横にも、どの方向にも移動できる、未来型の乗り物『Permoveh(Personal Mobile Vehicle)』を開発したと発表した。

今回開発した一人用の乗り物Permovehは、全方向駆動車輪を用いることで、前後だけでなく真横にも斜めにも移動することが可能。また、その場で回転して向きを変えることができる特徴を持っている。

同教授は、今回の開発を応用することで、従来の車いすや高齢者用移動装置では苦労することが多かった、病室やオフィス、エレベータなどの狭いスペースでの移動が簡単になると予測。

また、人と同じようにどの方向にも移動でき、向きを変えることができることから、周囲の人と調和して移動できるパーソナルモビリティとして利用することができ、工場や倉庫で用いる移動車両や搬送車、コンベアなどに応用可能だとしている。

《纐纈敏也@DAYS》

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