スウォッチ、再び自動車事業参入か…今度は燃料電池車?!

モータースポーツ/エンタメ 出版物
BELENOS社のEVプロトタイプ、ELV2
BELENOS社のEVプロトタイプ、ELV2 全 1 枚 拡大写真

腕時計ブランド、『スウォッチ』(SWATCH)で有名なスイスの時計メーカー、スウォッチグループ。同社が再び、自動車事業に参入するとの情報をキャッチした。

これは25日、スイスの日刊紙、『NZZ am Sonntag』が報じたもの。同メディアのインタビューに応じたスウォッチグループのニコラス・G. ハイエック会長は、燃料電池車のテストを行っていることを明かしたというのだ。

スウォッチといえば1994年、ダイムラーベンツ(当時)と合弁会社、MCC(マイクロ・コンパクト・カー)社を設立。1997年、『スマート』の発売につながった。しかし2000年、スウォッチは赤字を理由に、プロジェクトから離脱。現在、スマートはダイムラーの単独事業となっている。

スウォッチが自動車事業に参入するとしたら、スマート撤退から12年ぶりの出来事。しかも今回は、燃料電池車という点が先進的だ。

スウォッチグループのハイエック会長は、同メディアに対して、「水素と酸素を燃料にして走行する燃料電池車は、極めて効率的なシステム」と話し、実用化に意欲を示したという。

ところでスウォッチグループは2008年から、クリーンエネルギー会社のBELENOSと協力関係にある。このBELENOSのEVプロトタイプ、『ELV2』が、スウォッチの燃料電池車のテストカーになっているようだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  5. まずは街で最適解を出す! ダンパー減衰の基礎と“曲がる・止まる”が変わる実践チューニング~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る