[パイクスピークEV]三菱重工がリチウムイオン電池を提供

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
パイクスピーク11
パイクスピーク11 全 1 枚 拡大写真

三菱重工業は、7月3日に開幕する米国自動車レース「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム 2012」に参戦するEVレーシングカーに、リチウムイオン二次電池を提供すると発表した。

今回の提供は、電気自動車普及協議会(APEV)の「チームAPEV with モンスタースポーツ」に協賛するもので、開発中の高出力型電池により山岳道路でのパワフルな登坂走行をサポートする。

同社のリチウムイオン二次電池は、研究開発に約20年をかけ、昨年より量産・販売を開始。現在は、同社が開発したコンテナ型電力貯蔵システムやハイブリッドフォークリフトなど信頼性と長寿命が要求される産業用機器に搭載され、すでに多くの利用実績を積み上げている。今回採用する高出力型電池は、標準型高容量電池をもとに、瞬時に大電流を流せるよう出力特性を飛躍的に向上させたものとなる。

チームAPEVのドライバーは、同レースの総合部門で6連覇中の田嶋伸博氏(タジマモーターコーポレーション会長)で、昨年までのガソリンエンジン車から新型のプロトタイプEVレーシングカーに乗り換え、自らの記録更新と7連覇を狙う。同チームの総監督は福武總一郎 APEV会長(ベネッセホールディングス会長)、応援団長は鈴木泰信氏(NTN会長)が務める。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る