トピー工業は、3月27日開催の取締役会において、豊橋製造所の製鋼設備を新鋭化することについて決議したことを発表した。
同社は現在、油圧ショベルなどの建設機械用足回り部品である履板や鉱山向け超大型ダンプトラック用ホイール、トラック・バス用ホイール等、複数の輸送用機器関連製品で世界トップレベルのシェアを有している。
同社は、発展する新興国のインフラ整備を中心に、輸送用機器関連製品の需要は拡大が続くと予測。老朽化が進行している豊橋製造所の製鋼設備の新鋭化することで、生産性の向上を図るとともに、鉄源の完全自給化も実施。コスト競争力を強化を目指す。