住友商事、米国風力発電事業の共同開発に参画

自動車 ビジネス 企業動向

住友商事と米国住友商事会社は28日、米国再生エネルギー開発大手Duke Energy Renewables(DER)と米国風力発電事業の共同開発に参画すると発表。米国カンザス州で、合計約300MWの風力エネルギー発電事業を共同開発することで合意した。

DER社は、米国電力会社最大手Duke Energyの子会社で再生エネルギー開発を担う、今回、住友商事と米国住友商事会社は、DER社と折半出資による風力発電事業会社を設立した。

総事業費約5億米ドル超を投じる同事業は、独シーメンス製2.3MW風力タービン合計130基を擁し、2012年9月の完工後には、地域電力会社向けに20年間にわたり電力を供給する。

住友商事グループは、米国で2009年にテキサス州で稼働中のステーション風力発電所に出資したのを皮切りに、昨年3月にはオレゴン州で世界最大のケイスネス シェパーズ フラット風力発電所への事業参画を果たし、今年後半の完工に向けて順調に建設を進めている。

今回のDER社との合弁事業では出資比率を50:50とし、より踏み込んだ関与を行っていく。具体的には、建設期間中のプロジェクトマネージメントから完工まで、また完工後は発電所の管理と運営まで当社が一貫して主体的に対応することで合意。DER社と協働しつつ、着実な完工と安定的な事業運営を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  2. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. まずは街で最適解を出す! ダンパー減衰の基礎と“曲がる・止まる”が変わる実践チューニング~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る