副都心線直通化や東西線ホーム改良など…メトロ事業計画発表

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有楽町線では、豊洲駅の大改良工事(折返し線整備、駅周辺再開発等に伴う混雑緩和に向けた改札口の新設等)も行われる
有楽町線では、豊洲駅の大改良工事(折返し線整備、駅周辺再開発等に伴う混雑緩和に向けた改札口の新設等)も行われる 全 5 枚 拡大写真
東京メトロは平成24年度(第9期、2012年度)事業計画を発表。副都心線直通化工事や東西線ホーム改良工事、各線のダイヤ改正、都営地下鉄とのサービス一体化などの概要が盛り込まれた。

東急東横線渋谷駅の地下化とともに直通運転が行われる副都心線では、小竹向原駅付近の地下立体交差化(連絡線新設)による平面交差の解消に向けた取り組みが行われている。今年度中に上り方連絡線が、2014年度中に下り方が完成する予定。この連絡線の完成により、遅延発生の縮小や輸送障害時のダイヤ早期復旧などが期待される。

東西線では、南砂町・茅場町・門前仲町のホーム改良工事を実施。南砂町駅の大規模掘削工事に着手し、線路とホームを増設、同一方向の列車が交互に発着できる遅延対策を施す。2018年完成予定。また、茅場町駅のホーム位置を西船橋方面に40m延伸し、中野方面の列車の停車位置を変更、直上の日比谷線ホームへのスムーズな連絡を目指す。こちらは2016年完成予定だ。

また、今年度中に半蔵門線九段下駅では、ホーム階とコンコース階にある都営地下鉄新宿線との壁を撤去し、改札内で両線の乗り換えができるようにする。

さらに、日比谷線・千代田線・有楽町線・副都心線・半蔵門線のダイヤ改正を実施。朝夕ラッシュ時などの列車増発が期待される。

このほか、バリアフリー整備やホームドア設置、駅サービスの拡充などが盛り込まれた。

《レスポンス編集部》

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