[グルーポン]不手際、下方修正が相次ぐ

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 クーポン共同購入サイト大手の米グルーポンは30日(現地時間)、2011年10~12月の決算を修正して発表した。最終赤字は修正前より2260万ドル膨らみ、5960万ドルとなった。

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 売り上げは1430万ドル少ない4億9210万ドルに減少。原因は、加盟店に支払った払戻金が多かったためという。グルーポンは昨年上場したばかりだが、上場申請時に提出した上場目論見書が指導を受けて変更されたほか、2010年の決算も昨年9月になって売り上げを大幅に下方修正するなど、不手際が相次いでいる。今回の修正で株価は7%下落した。

 グルーポンは2008年に創業し、わずか数年で世界数十カ国に事業を展開するなど驚異的な成長を遂げている。反面、そのビジネスモデルに問題があるとする批判も根強い。グルーポンの監査人は会社の内部統制に弱点があると指摘、グルーポンでは根本的な原因を特定し、対処することに取り組んでいるとしている。

グルーポンが10~12月の決算を修正、赤字拡大で株価下落

《山田 正昭@RBB TODAY》

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