運転者は意識朦朧、ボランティア中の中学生を直撃

自動車 社会 社会

3月30日午前8時45分ごろ、岩手県盛岡市内の市道で、ゴミ拾いのボランティア活動を行っていた中学生6人に対し、近くの交差点を左折進行してきた乗用車が接触する事故が起きた。クルマはさらに暴走を続け、路外に逸脱してようやく停止している。

岩手県警・紫波署によると、現場は盛岡市西見前付近で片側1車線の直線区間。事故当時は中学校の生徒約60人がゴミ拾いのボランティア活動をしていたが、交差点を左折してきた乗用車がこのうちの男子生徒6人に次々と接触。クルマは止まらずに進行を続け、路上駐車していた車両に衝突。約80m先で道路右側の路外に逸脱し、横転した状態で停止した。

この事故で男子生徒6人がクルマとガードレールの間に挟まれ、打撲などの軽傷。乗用車を運転していた同市内に在住する男性に目立つ外傷は無かったが、意識が朦朧とした状態だったことから、近くの病院へ収容されている。

目撃者によると、クルマは大きくふくらんだ状態で交差点を曲がっており、警察では男性が意識失いかけていた可能性もあるとして、男性の回復を待って詳しく事情を聞く方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  3. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「大ヒットの予感」トヨタが“小さいランクル”初公開! SNSでは「男心をくすぐる」「日本でも扱いやすそう」と期待のコメント続々
  5. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る