【アウディ A4 改良新型】前モデル比20%の燃費改善

自動車 ニューモデル 新型車
写真はアウディ RS4
写真はアウディ RS4 全 3 枚 拡大写真

マイナーチェンジしたアウディ『A4』の最大のトピックは効率性である。

【画像全3枚】

「この効率性とは、前モデルや競合車と比べ燃費が大幅に改善し、CO2排出量が減ったということです」とはアウディAGプロダクトマーケティングのイエンツ・ディートリッヒ・コトニック氏。前モデルと比較し20%燃費が改善したという。

具体的施策は2つ。まずひとつは「エンジンはスタートストップシステムが搭載され、それにより燃費が平均で100kmごとに0.4リットル削減されました」。そしてもうひとつが「電動パワーステアリングシステムの採用です。これにより燃費を最大で100kmごとに0.3リットル削減します。環境への負荷を軽減するとともに、ハンドリングがさらに良くなり、俊敏性も改善しています」。

そして、日本仕様には、180馬力と211馬力の2リッターTFSIエンジンから『S4』に搭載される333馬力を誇る3リッターTFSI6気筒エンジンまで3種類、トランスミッションはFFにはマルチトロニック、クワトロには7速Sトロニックが搭載された。コトニック氏は「日本市場向けのエンジンのすべてに最適なトランスミッションを設定しました」と、この組み合わせも、効率性向上に寄与するとともに、運転する楽しみを増していると自信を見せた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 放置した夏の汚れがニオイに変わる前に! プロ目線で学ぶ車内清掃の正解~Weeklyメンテナンス~
  3. 名車復活! ホンダ『CB1000F』11月14日発売が決定、価格は139万7000円から
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. 米倉涼子と覚醒剤オトコとヤナセの関係---『FRIDAY』
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る