韓国のヒュンダイモーターは2日、3月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は38万2659台。前年同月比は17.9%増と、2月の28.3%増に続いて、2か月連続で2桁増を達成した。
海外では3月、32万6637台を販売。前年同月比は24.4%増と、こちらも2月の32.5%増に続く、2か月連続の2桁増だ。その内訳は、海外生産分が15.9%増の20万6300台と、引き続き好調。輸出分は12万0337台で、前年同月比は42.3%増と、7か月連続で前年実績を上回る。
海外では、依然として米国での新車セールスが好調。3月は過去最高の6万9728台を販売し、前年同月比は13%増と19か月連続で前年実績を上回った。中型セダンの『ソナタ』が、1.7%増の2万3281台と牽引。小型セダンの『エラントラ』も、2.2%増の1万9681台を売り上げた。
一方、地元韓国の新車セールスは後退。3月の韓国新車販売は、前年同月比9.5%減の5万6022台と、2か月ぶりに前年実績を下回った。SUVは14.2%減の5536台、バスやトラックを含む商用車は、7.6%減の1万5411台と、引き続き不振。2月に回復を見せた乗用車は、3月は9.6%減の3万5075台と、再び落ち込んでいる。