サントリーとトヨタ、中国における環境緑化事業で協力

自動車 ビジネス 海外マーケット
サントリーとトヨタが設立する合弁会社トヨタサントリーミドリエ(上海)園芸
サントリーとトヨタが設立する合弁会社トヨタサントリーミドリエ(上海)園芸 全 1 枚 拡大写真

サントリーホールディングスの100%子会社であるサントリーミドリエとトヨタ自動車は11日、中国での環境緑化事業において協力することを発表した。

同事業は合弁会社「トヨタサントリーミドリエ(上海)園芸」を通じて行う。合弁会社の資本金は、19万6000米ドル(約1583万円)で、サントリーミドリエが約51%、トヨタが約49%出資する。まずは両社が保有する環境緑化向け資材、植物を販売し、2013年を目処にサントリーミドリエの資材とトヨタの環境緑化植物を融合した共同開発商品の中国市場投入を目指す。

サントリーミドリエは独自素材「パフカル」を開発・販売しており、壁面緑化を中心に、すでに中国で緑化ビジネスを手がけている。一方トヨタは、日本国内で「キルシェレッド」など地球環境に貢献する多数の環境緑化植物を開発、販売している。両社が協業することで、豊富な商品ラインアップと強固な営業マーケティング力が実現されるとしている。

中国では都市部を中心に緑化への需要が高まっており、まずは、トヨタサントリーミドリエの所在地である上海市を中心に営業し、順次事業範囲を拡大。売上は、2015年までに10億円以上を見込む。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る