スズキ、中国の生産能力を50万台へ増強

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スズキ SX4 中国仕様
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スズキの中国における四輪車の生産販売合弁会社「重慶長安鈴木汽車有限公司(長安鈴木)」は16日、第二工場の起工式を行った。

スズキは1993年に長安汽車との合弁会社である長安鈴木を設立し、1995年5月に『アルト(奥拓)』の生産を開始して以来、『カルタス(羚羊)』、『スイフト(雨燕)』、『SX4(天語)』など、中国の顧客向けに19年間で150万台以上生産・販売してきた。

長安鈴木の重慶市巴南区にある現在の工場は、年間25万台の生産能力を有しているが、中国自動車市場の拡大にともない、早期に50万台の生産体制を確立すべく、既存工場に隣接する場所に第二工場を建設することを決定した。

第二工場は、年間15万台の生産能力となり、その後市場の拡大に合わせて順次増強していく予定。工事は2013年夏に終了し、同年12月より稼動する計画。また、第二工場の建設に合わせて、現工場にあるエンジン工場の生産能力も増強していく。

16日開催した起工式には、重慶市の黄奇帆市長、童小平副市長、在重慶日本国総領事館鶴岡千晴首席領事らを来賓として迎え、長安汽車の徐留平董事長、張宝林総裁、スズキの鈴木俊宏副社長、長安鈴木のディーラーなどが出席した。

《纐纈敏也@DAYS》

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