[e絵本]桃太郎は東大卒だった?

自動車 ビジネス 国内マーケット
【e絵本】東大生開発の絵本アプリで語学力開花
【e絵本】東大生開発の絵本アプリで語学力開花 全 5 枚 拡大写真

 電子端末で気軽にアプリを楽しめるようになったのは、気がつけばつい最近のこと。これほど短期間で大人に馴染んだのだもの、今の子どもたちにはもう、あって当前のツールなのだろう。とりわけ語学系の絵本アプリに接したとき、筆者は彼らがちょっとうらやましくなったりする。

 今回紹介するのは、iPhone/iPad対応「東大式知育術・英語紙芝居『桃太郎』」。ホットティーより、無料配信中。

 ちょっと風変わりな名前が示すとおり、東大生と東大卒業生によって開発された絵本アプリだ。「遊びは子どもを育てる」をコンセプトに、おなじみ「桃太郎」のストーリーを、日本語と英語の2か国語で読み進められる作りとなっている。

 また、お話の途中で画面内の絵柄をタッチすると、該当の英単語が字幕で示される工夫も。まさに遊びながら、自然と2言語に親しめる内容だ。

 さて、筆者自身の幼い頃を思い返すと、確かに英語の絵本は数冊だが本棚にあり、たまに目を通していた。でも、それらは日本語の絵本に比べて魅力に乏しく、好きな一冊として挙げるには至らなかった。それはなぜか?

 答えは、一度も読んでもらわなかったからだ。日本語のものは頼めば大人が読んでくれて、「一緒に読んだ」という体験を含め、面白い。けれど、英語ものはそもそも親の方に壁があり、読み渋るから、子どもも手が伸びないのだ。

 その壁を、アプリならいとも簡単に飛び越えてくれる。だって、ナレーションはもう組み込まれているのだから! おまけに言語の切り替えができる点も、アプリならではの利点。大人がわからない表現も、日本語と対照して意味を飲み込むことができる。

 そしてやっぱり、子どもたちの喜びは、一緒に読んでもらうこと。隣で大人も楽しんでくれたら、我が子の語学力開花は遠くないのかもしれない。

【e絵本】東大生開発の絵本アプリで語学力開花

《寺島 知春》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る