クライスラーグループは12日、米国ミシガン州オーバーンヒルズ市に、4台のプラグインハイブリッド(PHV)ミニバンを引き渡したと発表した。
オーバーンヒルズ市は、クライスラーグループの本社所在地。4台のPHVミニバンは、クライスラーグループと米国エネルギー省のパートナーシップの下、オーバーンヒルズ市が2年間の予定で、実証実験プログラムに活用する。
4台のPHVミニバンは、クライスラーブランドの『タウン&カントリー』(日本名:『グランドボイジャー』)がベース。実証実験では、同車の充電環境などの確認が行われる。
クライスラーグループは、このプロジェクトに1580万ドル(約13億円)を投じ、25台の実験車を製作する計画。同社のEVパワートレイン開発部門、Abdullah A. Bazzi氏は、「このミニバンはフレックス燃料に対応した唯一のPHVミニバンだ」とコメントしている。