メルセデスAMGがF1上海GPで、記念すべき優勝を達成した直後のチームの様子を、メルセデスベンツ・モータースポーツ部長のノルベルト・ハウグが語る。
「私たちメルセデスAMGにとって大きな意味を持つ中国での日曜日だった。だがこの業界では物事はあっという間に変化する。すでに私たちのフォーカスは第4戦バーレーンへの備えに向いている」
「新生シルバーアローがデビューしたのは2年前のバーレーンだった。レース数にして41戦前のことだ。ブラックリーとブリックスワースのメンバーは、ウィニングチームになるために惜しみなく努力を続け、上海でのパフォーマンスによって最初の勝利を味わうことができた」
「しかし、浮き足立つようなことがあってはならない。中国GP予選のポールポジションと11番手のタイム差がほんの僅かだったことからもわかるように、今年はF1史上かつてないほどの接戦なのだ。ごく些細な変化がトップからどん底へと転落するきっかけになり得ると考えて、全スタッフには気を引き締めて仕事に取り組んでもらうよ」