積水化成品、自動車部品向けの発泡樹脂原料を開発

自動車 ビジネス 国内マーケット
積水化成品工業 新規ピオセランの採用部位
積水化成品工業 新規ピオセランの採用部位 全 1 枚 拡大写真

積水化成品工業は19日、自動車関連製品として採用されている従来のピオセランから、さらに高耐熱・高倍率を実現した新規ピオセラン原料の開発に成功したことを発表した。

ピオセランはポリスチレンとポリオレフィンの複合樹脂発泡体で、同社独自のポリマーハイブリッド化技術によって様々な機能を持たせることが可能な発泡樹脂原料。既に日本の自動車メーカー各社にて下肢部衝撃吸収材、ドアパッド、バンパーアブソーバー、嵩上げ材、シート芯材、ツールボックスなどに採用されている。

同社では、自動車メーカーから要求が高かった耐熱性及び高倍率化のための新規ピオセラン原料の開発に取り組んできたが、今回、新規ピオセラン原料の開発に成功し、採用となった。

採用部位は、自動車のトランクルーム内のツールボックスおよびスペーサー。自動車部品の中でも比較的大きな部品となるため、軽量化による燃費削減、省資源等の環境配慮やコストダウンに貢献できるとしている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ミゼットX』に大阪バージョンが登場!“ソロキャン”向けの単座仕様に…Japan Mobility Show KANSAI 2025
  2. 「間違いなく正解」新型トヨタ『RAV4』がSNSで話題沸騰! 注目グレードはやはり「GRスポーツ」
  3. トヨタがスーパーカー『GR GT』発表、4リットルV8ツインターボで650馬力以上…オールアルミ骨格採用
  4. 初代『NSX』が現代に甦る、ピニンファリーナデザインのスーパーカー「Tensei」発表…伊JAS
  5. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る